5800系は通勤輸送と長距離輸送の双方を兼ねる目的で1997年8月に登場した。6両編成が7本と4両編成が1本あり、6両のうち5本が奈良線に、2本が大阪線に、4両1本が名古屋線に配置されている。本項では4両編成の5812Fについて触れる。
共通事項
4扉
デュアルシート
GTOVVVFインバータ制御
三菱製
歯車比5.73
運用
2610系等の4両編成の4扉車と共通で名古屋線及び名伊間の急行を中心に使用され、名古屋方に2両編成の通勤形車両を増結して6両編成で運転される。間合いで大阪線の急行や快速急行にも使用される。1日1本ではあるが、宇治山田発白塚行きの普通にも使用されており、これが定期運用としては唯一である。また、長距離運用にも使用される関係でトイレを装備している事から団体列車やイベント列車に使用される事もあり、その際は通常は入線しない志摩線や奈良線系統にも乗り入れる事がある。
路線
名古屋線 全線
山田線 全線
鳥羽線 全線
大阪線 全線
種別
名古屋線 急行 準急 普通
山田線 快速急行 急行 普通
鳥羽線 急行
大阪線 快速急行 急行